「スタディサプリって本当に効果あるの?」という疑問を持っている中学生・高校生は多いと思います。月額2000円程度で有名講師の授業が受け放題というコストパフォーマンスの高さで注目を集めているスタディサプリですが、ただ登録するだけでは効果を最大限に発揮できません。この記事では、スタディサプリの効果的な使い方を元塾講師の視点から詳しく解説します。
スタディサプリが最も効果を発揮する使い方
スタディサプリは動画授業のサービスですが、「見るだけ」では学習効果が出にくいです。視聴と演習を組み合わせることが成果を出す鍵です。
授業動画は一時停止しながら視聴する
スタディサプリの授業動画は15〜30分程度のものが多いですが、一気に見通すのではなく、ポイントごとに一時停止して内容を自分でまとめる習慣をつけることが重要です。「ここで先生が言っていたことは何か」を確認しながら視聴することで理解度が格段に上がります。ノートに要点をまとめながら見ると、後で復習する際にも役立ちます。
テキストと動画をセットで使う
スタディサプリには各授業に対応したテキストがあります(PDF形式でダウンロードまたは印刷可能)。動画を見る前にテキストを読んで概要をつかむ、または動画視聴後にテキストの問題を解くという使い方が効果的です。テキストの問題を解くことで、動画で学んだ内容が定着しているかを確認できます。
弱点単元を集中的に繰り返す
スタディサプリの最大の強みは「何度でも同じ授業を見られること」です。苦手な単元の授業を2〜3回繰り返し視聴し、理解が深まるまで反復することで学力が確実に上がります。特に数学・英語文法・理科の計算系は繰り返し視聴が非常に効果的です。
学年別・目的別のスタディサプリ活用法
スタディサプリは学習目的によって使い方が変わります。定期テスト対策と受験対策では活用方法が異なります。
定期テスト対策での使い方
定期テスト2〜3週間前から、テスト範囲の授業動画を視聴し直すことが有効です。学校の授業で理解しきれなかった部分を補完する使い方が効果的で、テスト前に基礎を固め直すのに向いています。また、テスト1週間前からはスタディサプリの問題演習を使い、アウトプットの練習に切り替えましょう。
大学受験対策での使い方
大学受験を目指す高校生には、スタディサプリの「合格特訓コース」や「志望校別対策講座」が役立ちます。ただし、スタディサプリだけで難関大学を目指すのは難しく、過去問演習や添削指導との組み合わせが必要です。基礎固めはスタディサプリ、応用・実践演習は過去問という二刀流の活用が最も効果的です。
苦手科目の克服に使う
学校の授業についていけない科目がある場合、スタディサプリで該当単元を基礎から復習する使い方が効果的です。学校のペースに縛られず、自分のペースで理解するまで視聴できるのがスタディサプリの利点です。
スタディサプリの効果を高めるための習慣づくり
スタディサプリを続けるためには、習慣化がポイントです。以下の方法で学習ルーティンに組み込みましょう。
毎日決まった時間に視聴する習慣をつける
「寝る前の30分はスタディサプリ」「夕食後の1時間は動画学習」のように、毎日決まった時間に視聴する習慣をつけると継続しやすくなります。最初は1日1〜2本の授業動画から始めて、徐々に量を増やしていくのがお勧めです。
学習記録をつけて進捗を管理する
スタディサプリには学習履歴機能がありますが、ノートやアプリで自分でも記録をつけることで、モチベーション維持につながります。「今週は○○の単元をクリアした」という達成感が継続の原動力になります。また、元塾講師が教える塾選びのポイントでは学習ツールの賢い使い方も紹介しています。
アウトプットとインプットのバランスをとる
スタディサプリは動画を「見る」インプット型の学習です。インプットだけでは知識が定着しにくいため、問題演習(アウトプット)とバランスよく組み合わせることが大切です。動画1本視聴したら、関連する問題を10問以上解くという比率を意識しましょう。
スタディサプリ利用時の注意点
スタディサプリを効果的に使うためには、いくつかの注意点もあります。
見るだけになっていないか確認する
スタディサプリの最大の落とし穴は「勉強した気になる」ことです。動画を見て理解した気がしても、実際に問題を解いてみると解けないということはよくあります。必ず問題演習とセットで利用し、「わかる」から「解ける」レベルに引き上げることを意識しましょう。
計画なしの視聴を避ける
「今日は何となくこの授業を見よう」という無計画な視聴では効果が出にくいです。週単位で「今週はこの単元を終わらせる」という目標を立てて計画的に視聴しましょう。
まとめ
スタディサプリは使い方次第で非常に効果的な学習ツールになります。動画視聴だけでなく問題演習との組み合わせ、弱点単元の繰り返し視聴、毎日の習慣化が効果を最大化するポイントです。まずは無料体験から始めて、自分の学習スタイルに合った使い方を見つけてみてください。
