はじめまして、片山と申します。私は1児の母であり、元塾講師としての経験を活かし、子どもの教育について日々考えています。今回は、実際に東進ハイスクールを利用した保護者や生徒の口コミをもとに、同塾の良い点や悪い点を分析し、どんなお子さんに向いているかをお伝えしたいと思います。
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東進ハイスクールは、日本全国に展開する大手の予備校で、主に高校生を対象とした学習支援を行っています
東進ハイスクールの授業形態
- 映像授業: 東進ハイスクールの授業はすべて映像形式で提供されており、生徒は自分のペースで学習できます。授業は一コマ90分ですが、1.5倍速で受講することも可能です。
- 確認テスト: 各授業の後には必ず確認テストがあり、一定の点数を取らないと次の授業に進めない仕組みです。これにより、学習内容の定着が図られます
東進ハイスクールのサポート体制
担任助手制度: 生徒一人に対して担任と担任助手がつき、月に一度の合格指導面談や週に一度のグループミーティングを通じて学習計画を相談します。担任助手は元東進生で大学生が多く、生徒との距離が近いのが特徴です。
グループミーティング: 同じ志望校を目指す生徒同士が集まり、進捗状況や目標について話し合う場が設けられています
インターネット上で、よく書かれている東進ハイスクールの口コミはどういうものが多いのでしょうか?代表的な口コミを紹介しながら解説いたします
講師がいい
どの先生の授業も、面白くて分かりやすいので、理解がどんどん進みました。校舎の先生方もすごく丁寧に対応してくれて、安心して通えています
やっぱり、講師の質は塾選びの重要なポイントですね。生徒にとって面白くて分かりやすい授業は、理解の促進だけでなく、やる気にもつながります。私も講師をしていた頃、生徒の興味を引く授業を心がけていました!
カリキュラムが優れている
受験勉強を始めるのが遅かった子にも対応できるカリキュラムがあって、すごく助かりました。自分のペースに合わせて学習できるのが良かったです
生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムがあるのは素晴らしいです。受験勉強を始めるタイミングは人それぞれですから、遅れてスタートした子にも対応できるのはありがたいですね。私も生徒の状況に合わせてカリキュラムを調整していました!
塾の周りの環境
ターミナル駅のすぐ近くにあるから、通うのが本当に楽です。自宅からも電車で2駅だし、学校の帰りに寄れて便利です
通塾の利便性は意外と見過ごせないポイントですよね。アクセスが良いと、通うストレスが減って、勉強にも集中できるものです。私が教えていた塾も駅チカで、生徒も保護者も安心して通っていました
塾内の環境
ビルの中にあって、周りの音もあまり気にならないし、トイレも綺麗に掃除されていて、快適に勉強できました
勉強する環境が整っているのは大事です。静かで清潔な環境だと、集中力もアップしますよね。自習室の使い勝手が良いと、塾に足を運ぶ回数も増えますから、私も自習室の環境整備には気を配っていました
サポート体制
チューターの方々のサポートがすごく手厚くて、困ったことがあればすぐに助けてくれます。印刷とかも自由にできるのが便利です
チューターのサポートがしっかりしているのは、生徒にとって心強いですね。困ったことがあればすぐに相談できる環境は安心感を与えます。私も、塾講師時代には、生徒と気軽に話せる関係づくりを大切にしていました!
東進ハイスクールの良い口コミから見て取れる重要なポイントは下記のような感じかと思います。
東進ハイスクールは、講師の質が高く、わかりやすい授業や手厚いサポートが特徴です。映像授業を通じて自分のペースで学習でき、豊富なカリキュラムと自習環境が整っているため、モチベーションの高い生徒には大きな力となります。
料金が高すぎる
料金が本当に高いです。授業の質はいいけど、もう少し安くなればなぁと思います
料金が高いというのは確かに悩ましいですね。良い教育を受けるためにはある程度のコストは必要ですが、家計への負担も考慮する必要があります
カリキュラムの柔軟性がない
映像授業は自分のペースで受けられるのが良いけど、やっぱり一人だとだんだん飽きてきちゃうこともありました。ちょっと気を抜くと内職しちゃうのが難点です
映像授業は便利だけど、やっぱり自分で計画を立てて進めるのは難しい子もいますね。授業に飽きちゃう子も少なくないので、時には対面でのサポートやペース配分のアドバイスが必要です
講師の対応に問題がある
先生たちは毎回丁寧に対応してくれて、息子の進路についても親身に考えてくれたので、すごく感謝しています。でも、三者面談の時に新しい講座をやたらと勧めてくる先生がいて、それはちょっと嫌でした
講師の熱意が伝わるのは良いけれど、勧誘が多いと親御さんも構えてしまいますよね。生徒に本当に必要な講座を提案することが大事で、営業的なアプローチは避けるべきです
塾内の設備が悪い
自習室は狭くはなかったんですけど、人数が多くてちょっと窮屈に感じました。電気コードにホコリがたまっていたのも怖かったし、机によってはパソコンが使えない場所もあったみたいです
自習室の環境や設備は、学習の質に直結します。せっかく勉強しようと思って来ても、設備が古かったり、不便だと集中できないですよね
個別対応の不足
うちの子に合わせたカリキュラムを作ってくれたんだけど、子どものやる気に合わせて対応してくれなかったので、結局分からないことは学校の先生に聞いていました
「個々の生徒に合わせた対応が十分でないのは残念ですね。特に学力やモチベーションに差があると、その子に合った指導が必要です
以上、東進ハイスクールの良い口コミと悪い口コミを紹介させていただきました。
東進ハイスクールは、自主的に学習を進める力がある生徒にとっては非常に効果的な学習環境を提供しますが、自己管理が苦手な生徒や対面サポートを求める生徒には向いていないことがあります。塾選びは、料金面も含めて生徒の学習スタイルや家庭の状況に合わせた慎重な判断が必要です。
私的な東進ハイスクールの評価
※こちらの評価はあくまで私がつけた私的な評価です。最終的な評価は個々で判断してください
東進ハイスクールは、株式会社ナガセによって運営されています。株式会社ナガセは、1976年5月10日に東京都武蔵野市吉祥寺南町で設立された教育事業を行う企業です。 同社は、東進ハイスクールの他にも東進衛星予備校、四谷大塚、早稲田塾、イトマンスイミングスクールなどを運営しています
東進ハイスクールの沿革
- 1971年3月 – 永瀬昭幸が東京大学在学中に弟の永瀬昭典と共に三鷹市で「ナガセ進学教室」を開講
- 1976年5月10日 – 「ナガセ進学教室」を母体に株式会社ナガセを設立
- 1978年1月 – 株式会社東京カルチャーセンターより「東京進学教室」の営業権を譲り受け、本店を武蔵野市西久保に移転
現在、株式会社ナガセの代表取締役社長は永瀬昭幸で、従業員数は1,233名(連結・正社員のみ)です。東進ハイスクールは株式会社ナガセによって運営されている大手予備校グループの一つと言えます
高い学習意欲がある子:自分から積極的に勉強に取り組む姿勢があり、家庭学習のサポートを活用できる子供
自主的に学習できる子:映像授業や自習室の利用など、自分で計画を立てて学習できる生徒に適している
目標が明確でモチベーションが高い子:難関大学を目指しているなど、強い目標があり、学習に対してのやる気がある生徒に向いている
多様なサポートを積極的に活用できる子:チューターや講師への質問、相談を自分から行い、サポートをうまく利用できる生徒
大手塾の実績や信頼を重視する子:塾の合格実績や講師の質を重要視し、安定した環境で学びたいと考える生徒
自己管理が苦手な子:宿題の量が多く、親のサポートが必要なことが多いため、自分で学習計画を立てられない子供
自主的に学習を進めるのが苦手な子:映像授業中心のため、自己管理が難しい子には不向き。対面での細やかなフォローを必要とする生徒には合わない
他者の監督が必要な子:授業中に集中できなかったり、内職をしてしまう傾向がある生徒には、より直接的な指導が求められる
経済的な負担を感じる家庭の子:料金が高額であり、特に複数の講座を受講する場合は費用がかさむため、家計に負担を感じやすい家庭には難しい
一方的な授業形式にストレスを感じる子:映像授業が中心なので、講師との対話を重視する生徒や、直接質問したいタイプの生徒には向かない
個別対応を強く求める子:画一的なカリキュラムや対応に不満を持ちやすい生徒には、不十分な部分が多い可能性がある
東進ハイスクールは、質の高い授業や充実したサポートで自主的に学ぶ意欲の高い生徒に適していますが、料金が高く、自己管理が苦手な生徒には不向きです。塾選びは子どもの学習スタイルと家庭の状況に合った選択が大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。お子様の塾選びに悩まれている方には、ぜひ一度、体験授業や説明会に足を運んでみることをお勧めします。教育は未来を築く大切な選択ですので、スクールIEのような信頼できる塾を見つけていただければと思います。